ステップワゴンRK5のアーシング。ケーブルの先にある、もうひとつの楽しみ方。
THE CONTACT POINT / STEP WGN SPADA RK5
ステップワゴンRK5のアーシング。ケーブルの先にある、もうひとつの楽しみ方。
まずは、黒いケーブルを
一本たどってみましょう。
太いケーブルを追加した写真も、色の付いたボルトを取り付けた写真も。どこを見ればいいのか、自分のRK5でも考えられることなのか。実車写真でボディ側とCVT側を見比べ、その「つながる場所」から、愛車の次の一本を考えます。
文・構成 NINJABOLT 南部 / 実車写真 NINJABOLT
まず一本。
バッテリーから、白いボディへ。
最初の写真は、バッテリーマイナス側から車体へつながる部分です。黒いケーブルの両端を追ってみてください。片方はバッテリー側、もう片方は白いボディ上の固定部へ。途中の線だけでなく、どこへ着地しているかまで見るのがコツです。
ここには、見分けたい場所が二つあります。バッテリーの端子を締めるところと、ケーブルの先の端子を車体へ留めるところ。どちらも「マイナス側」ですが、同じ部品ではありません。
写真を見ながら「替えたいのは、こっちの一本」と指せる。それだけでも、パーツ選びはずいぶん具体的になります。


CVT側は、目立つボルトより
ケーブルの行き先。
もう一か所は、CVT側。CVTは、変速比を連続的に変える無段変速機です。
エンジンルームの奥を寄りの写真だけで見ると、どの突起も、どのボルトも候補に見えてしまいます。そこで先に全景を。周りの形をつかんでから、黒いケーブルの先へ寄っていきます。
拡大写真で見たいのは、そのケーブルの先にある端子です。すぐ上の赤い印が付いた突き出し部ではなく、端子を押さえている固定部。この違いが分かると、写真の中の「何となく気になるボルト」が、「何を留めている一本なのか」へ変わります。
線を増やすことと、
端子を留める一本を替えること。

今回の実車には、青い追加配線も写っています。ここで一度、写真の見方を整理しておきましょう。
- 配線をたどる
- 何と何がつながっているかを見る。
- 追加配線を見る
- 後から増えた線の接続先を見る。
- 固定部を見る
- ケーブルの端子を、何が押さえているかを見る。
追加のアースケーブルを取り付けることと、端子を留めるボルトを交換することは、別々の選択です。青い線が自分の車にはないからといって、何か不足していると考える必要もありません。
ボルトを外した記録では、ケーブルの端子の穴と、車体側のねじ穴が見えます。ふだんは一本の頭に隠れている、その下の構造です。
その一本から、愛車を楽しむ。
魔法のボルトという選択。
NINJABOLTは、ボルト・ナット・ヒューズといった身近な部品を通じて、愛車の走りや音の感覚を楽しむブランドです。
僕がこのRK5の写真で見てほしいのは、赤や青の目立つ部品だけではありません。黒いケーブルの先に、端子を押さえる一本があること。バッテリー側とボディ側を分けて見られたら、次はその一本の形を商品写真と見比べてみてください。
今回たどったボディ側やCVT側も、まずは役割を理解するための実車例。「ここには端子があって、この一本が支えている」と分かってから商品を見ると、ただ形や色を眺めるのとは違う選び方ができます。
掲載写真は取付位置の記録で、性能の比較試験ではありません。何をどこへ替え、その後どう感じたかは、一台ずつ確かめていきます。

選ぶ順番は、
場所、規格、そして好み。
魔法のボルトM6の標準規格は、M6×15mm・P1.0。価格は1本3,690円(税込)、レッド・シルバー・グリーンの3色です。
ただ、ここで車名だけを見て注文するのは、まだ一歩早い。最初に選ぶのは商品ではなく、自分のRK5の、どの固定部かです。
場所が決まったら、元のねじの太さ・ピッチ・首下の長さと、端子を押さえる形を合わせます。工具を掛ける頭の幅と、ねじ径は別の数字。今回の写真だけで、その一台の規格まで決めることはできません。
規格が分かっている方は、商品ページの寸法図と照合を。まだ曖昧なら、場所が分かる写真から一緒に整理しましょう。最後にレッド・シルバー・グリーン。条件が揃うと、好みを選ぶ時間も楽しめます。
ねじ径・ピッチ・首下とは?
ねじ径はねじの太さ、ピッチはねじ山の間隔、首下は頭の下から先端までの長さです。ボルトの寸法を図で見ると、数字と形を照合できます。
規格・締め付け条件の確認や脱着は、車両の整備情報を扱える整備者へ。始動不良や警告灯などの不調がある場合は、カスタムより先に原因の点検をしてください。
次は、あなたのRK5の一本を。
ここまで写真をたどれたら、次は自分の車で気になる場所を一か所。無理に分解せず、見える範囲の全体写真と寄りの写真を残してみてください。
相談には、型式・年式と、すでに付けている配線や部品が分かる情報を添えて。「この固定部を考えています」「普段はこんな場面を気にしています」と伝えてもらえると、場所の話と、楽しみたい方向の話を一緒に進められます。
一本から考えてもいいし、ヒューズまで含めて全体を見てもいい。RK5の取付候補を広く眺めたい方には、ボルト・ヒューズガイドも用意しています。
取り付けを決めたら、変更前の状態もひとつ残しておきましょう。いつもの道で、何を感じていたか。次の一本を選ぶときにも、自分の記録が役立ちます。取り付け前の写真と記録も参考にしてください。


