カローラアクシオ NZE141 MT|ヒューズ41個とPerfect Setの構成例

NINJABOLT JOURNAL VEHICLE STUDY / 01
COROLLA AXIO NZE141 / MT
見慣れた一台に、
まだ知らない
奥行きを。
一本のボルト。その先につながるもの。
写真を交わし、色を選び、少しずつ見えてきた
アクシオを楽しむ、もうひとつの景色。
写真を拡大 ↗PHOTO STORY / NZE141 MT
写真を見ながら、
一本ずつ考える。
ヒューズの並び、ターミナルの形、アースの行き先。全体を見て、気になる場所を寄って撮る。そのやりとりから、一台の構成を整理していきました。
一気に楽しむ。少しずつ育てる。どちらも、あなたのアクシオで。
いつもの道を走る、見慣れたアクシオ。そのボンネットの下を、いつもより少し丁寧に見てみる。そこから、この一台とのやりとりが始まりました。
今回のオーナーさんとは、決まった商品をそのまま当てはめるのではなく、実車の写真や寸法を見ながら構成を詰めていきました。ヒューズボックスの中身、バッテリーまわり、ミッションへつながるアース。そして、ケーブルを固定する一本まで。
見る場所が増えると、選ぶ楽しみも増えていく。どこを確かめ、どんな色を選んだのか。まずは、オーナーさんと一緒に一台の構成を考えた過程からお話しします。
一気に手を入れるのも、気になった場所から少しずつ進めるのも、自分の一台を育てる楽しみ方。選び方の具体例は、写真をたどったあとでご紹介します。
今回は連載の第1弾。まずは「何を組み合わせたのか」「どこから始められるのか」「その先に何が残っているのか」を見ていきましょう。
01|一台を知ることから、楽しみは広がる。
パーフェクトセットという名前ですが、ひとつの大きな部品を取り付けるわけではありません。バッテリーまわり、ヒューズ、アースケーブル、エンジンルームのボルト・ナット。それぞれの取付箇所を、一台の計画としてまとめた構成です。
一つずつ見ていくと、「全部はまだ考えていないけれど、このセクションは気になる」が見つかると思います。その興味から始めても大丈夫です。
02|同じアクシオでも、まずは目の前の一台から
ヒューズは、数だけでは決めない
今回の相談では、室内とエンジンルームのヒューズ本体、それぞれの配列表を確認しました。さらに、オーナーさんから実際に付いていない装備についても教えていただき、構成の検討に反映しています。
ふたに回路名があることと、その車に装備があること、実際にヒューズが入っていることは、同じ話ではありません。写真と配列表を見比べながら、必要な形状・アンペア数・個数を整理します。
今回のPerfect Setに含む低背ヒューズは、室内22個とエンジンルーム19個の計41個。この実車のヒューズボックスに挿さっている低背ヒューズをすべて交換する構成です。空き位置、白い部品、大型の高電流ブロックは、この41個に含めていません。同じNZE141でも全車共通の個数とはせず、装備と実際の配列を照合して選びます。
| 定格 | 室内 | エンジン ルーム | 合計 |
|---|---|---|---|
| 7.5A | 7 | 2 | 9 |
| 10A | 6 | 10 | 16 |
| 15A | 3 | 4 | 7 |
| 20A | 3 | 2 | 5 |
| 25A | 3 | 0 | 3 |
| 30A | 0 | 1 | 1 |
| 合計 | 22個 | 19個 | 41個 |
エンジンルーム側のIG2(15A)・HORN(10A)・EFI MAIN(20A)も交換対象です。予備ではなく、回路位置に挿入されているヒューズとして含めています。
ヒューズの詳しい選び方は続編で掘り下げますが、ここで覚えてほしいのは、買う個数を決める前に、自分の車の中身を見るということです。分からないところは、写真を見ながら一緒に整理していきましょう。
本体と配列表は、セットで撮る。
回路名だけで判断せず、実際のヒューズと車両の装備を見比べます。写真の本数を、そのまま全車共通の個数にしないことも大切です。
アースは、どこからどこへつながっているか
今回まとめたアースケーブルは、バッテリー用とミッション用の2本です。この一台では、両者のボディ側の固定点が隣り合っており、そこを手掛かりに確認を進めました。
EARTH CONNECTIONS / この実車の接続先
バッテリーアースケーブル
ミッションアースケーブル
ボディフレーム側では、2本のアースケーブルがすぐ隣り合う位置に取り付けられています。端子の呼び径と、固定ナット・ボルトのねじ条件を分けて確認します。
固定ボルトも、見えている頭の大きさだけで決めません。ねじの太さ、首下の長さ、ピッチ、座面。ケーブルを選ぶところから、そのケーブルを固定する部品までつなげて考えます。
一方、エンジン用のアースケーブルは、探しても位置を特定できず、長さと端子サイズを決められなかったため、今回は構成から外しました。車に存在しないと分かったわけではなく、分からないまま注文内容へ入れなかったということです。
ここも、次の攻略に残っているテーマの一つです。
NINJABOLTの商品写真|ケーブル本体と端子の見どころ
03|色も、自分の楽しみ方に合わせて選ぶ
オーナーさんは、取り付ける場所ごとに3色を選んで注文されました。ヒューズはすべてシルバー。バッテリー周辺は、固定ステーやアース固定ボルトも含めてグリーン。オルタネーター、イグニッションコイル、エンジンブロック、インマニガイド、エンジンカバーの記載ポイントはレッド。そして現在は、3色とも装着済みです。アースケーブル本体には、公開上の色選択はありません。
この実車の注文・装着例をもとに、現在の専用PACKを整理しています。下記のPerfect Setで追加するプラグとエアフロ固定ボルトまで、装着済みという意味ではありません。
同じセット名でも、「この色でなければいけない」という話にはしたくありません。普段の使い方や、愛車で楽しみたいことから、一緒に考えていきましょう。
NINJABOLTでは、シルバーを基準となる方向、レッドを高回転や伸びを楽しむ方向、グリーンを低速・街乗りの扱いやすさを重視する方向として案内しています。これは製品が狙う方向性で、同じ色や構成なら同じ体感が得られるという保証ではありません。
「いつもの街乗りを大切にしたい」「踏み足した先を楽しみたい」「まずは基準を知りたい」。そんな希望も、セット選びの一部です。
04|一式で行くか。好きなセクションから広げるか。
広くまとめて楽しみたい方には、パーフェクトセット
現在ご案内するPerfect Setは、低背ヒューズ41個、TMボルト2本、その他のボルト8本、ナット25個、バッテリー用・ミッション用のアースケーブル2本を土台に、魔法のNGK Premium RXプラグ4本とエアフロセンサー固定ボルト2本を含める構成です。エンジン用アースケーブルは含みません。
これは、過去にこの一台へ製作・装着した部品がすべて同じ内容だったという意味ではありません。部品点数と取付箇所数、実際の装着確認も別です。プラグの適合品番や各固定部の条件は、実車に合わせて最終確認します。
| セクション | 今回組み合わせた内容 | 自分の車で考えるときの見どころ |
|---|---|---|
| バッテリーまわり | TMボルト、貫通ナット、キャップナット、固定ステーの部品 | 端子の金具と、バッテリー本体を押さえる場所を分けて見る |
| ヒューズ | 室内・エンジンルームを対象とする低背ヒューズ41個 | 本体・ふた裏・実際の装備を照らし合わせる |
| バッテリーアース | ケーブル本体と、その固定部品 | 両端の接続先、必要な長さ、端子サイズを確認する |
| ミッションアース | ケーブル本体と、ボディ側・ミッション側の固定ボルト | ケーブルだけでなく両端の固定条件まで考える |
| エンジンルームの各ポイント | イグニッションコイル固定部、オルタネーターポイント、エンジンブロック・インマニガイド・エンジンカバー周辺のボルト/ナット | 純正の部品形状やねじの条件を、ポイントごとに照合する |
| 点火・吸気まわり | Premium RXプラグ4本、エアフロセンサー固定ボルト2本 | 適合品番と固定条件を確認し、作業に応じてショップ施工も選ぶ |
部品と取付箇所を、一覧で。
低背ヒューズ41個に加える部品を、数量と取付箇所で整理しました。色はこの実車の選定例です。RXプラグとエアフロ専用品は現在のPerfect Setに含む構成で、過去の写真ですべての装着を確認したという意味ではありません。
| 部品・仕様 | 数量 | 色 | 取付箇所 |
|---|---|---|---|
| 特注TMボルトM6 × 30mm | 2本 | 緑 | バッテリーターミナルまわり |
| M6ナット貫通4個・キャップ4個 | 8個 | 緑 | TMボルトまわり |
| M8貫通ナットM8 | 2個 | 緑 | バッテリーまわり(アースのターミナル側固定を含む) |
| 固定ボルトM6 × 15mm | 3本 | 緑 | バッテリーアースのボディ側・ミッションアースのボディ側・固定ステーに各1本 |
| ミッション側固定ボルトM10 × 15mm/P1.25 細目 | 1本 | 緑 | ミッションアースのミッション側 |
| 固定ステーのナット貫通1個・キャップ1個 | 2個 | 緑 | バッテリー固定ステー(ボルトは上記3本に含む) |
| オルタネーターのナットM6貫通 | 1個 | 赤 | オルタネーターポイント |
| IGコイル固定ボルト純正のねじ条件に照合 | 4本 | 赤 | イグニッションコイル固定部 |
| エンジンブロックのナット貫通2個・キャップ2個 | 4個 | 赤 | エンジンブロックの記載ポイント |
| インマニガイドのナット貫通2個・キャップ2個 | 4個 | 赤 | インマニガイドの記載ポイント |
| エンジンカバーのナット貫通2個・キャップ2個 | 4個 | 赤 | エンジンカバーの記載ポイント |
| アースケーブルバッテリー用1本・ミッション用1本 | 2本 | — | 接続先は前段の「アースは、どこからどこへつながっているか」を参照 |
| Premium RXプラグ実車に合わせて適合品番を確認 | 4本 | — | 点火プラグ |
| エアフロ専用固定ボルトエアフロ専用品 | 2本 | 確認 | エアフロセンサー固定部 |
上記の締結部品は、TMボルト2本・その他のボルト8本・ナット25個。エアフロ専用品2本は別枠です。エアフロ専用品は1本3,960円、2本で7,920円。Perfect Setの販売価格は139,600円(税込・送料無料)です。アースケーブル本体に公開上の色選択はなく、エアフロ専用品の色は注文時に確認します。エンジン用アースケーブルは含みません。
ヒューズも、ターミナルまわりも、2本のアースケーブルも。その先のボルト・ナットまで、最初からまとめて考えたい。
そんな方には、アクシオ NZE141 MT Perfect Set(パーフェクトセット)/139,600円(税込・送料無料)をおすすめします。
今回のような構成を一台の計画として整理し、部品がどの場所に向けたものなのかを確かめながらそろえる選び方です。
NZE141 MTは、実車情報を積み重ねた専用PACKとしてご案内します。未攻略車種向けの全交換協力特典とは別のセットです。
なお、一括で購入することと、一度にすべて取り付けることは別です。部品をそろえたうえで、作業できる範囲から順に進め、交換した場所を記録しながら楽しむ方法もあります。
プラグもセットに。施工方法は、自分に合わせて
Premium RXプラグ4本はセットに含みます。プラグ交換は工具や作業経験が必要になるため、無理にDIYする必要はありません。整備に慣れた人に相談したり、ショップへ施工を依頼したりする方法も選べます。適合品番や車両の整備要領を確認して進めましょう。
ショップへ依頼する場合は、持ち込みへの対応や施工費を依頼先へ確認してください。
気になる場所からなら、セクションごとの組み合わせ
「まずはバッテリーまわりをそろえたい」「ヒューズから試したい」「ケーブルを先に考えたい」。そういう始め方も歓迎です。
ターミナル周辺ならTMボルトシングルセットや梅、固定ボルトまで広げるなら竹、ヒューズも一緒に考えるなら松。ヒューズを別に広げていく入口には9PACKもあります。
| 入口になる標準セット | 標準価格 | 内容の目安 |
|---|---|---|
| TMボルトシングルセット | 8,940円 | TMボルト1本+貫通・キャップナット各2個 |
| 梅 | 13,900円 | TMボルト2本+貫通・キャップナット各4個 |
| 竹 | 19,800円 | 梅+M6-15mmボルト3本 |
| 松 | 29,800円 | 竹+魔法のヒューズ18個 |
| 魔法のヒューズ9PACK | 8,940円 | 魔法のヒューズ9個 |
標準セットの内容・価格を示した表です。いずれも実車条件の確認が必要で、アースケーブルは別商品。9PACKと松のヒューズはスローブローを除きます。税・送料等の注文条件は販売ページまたは見積で確認します。
梅を買ってから、竹を丸ごと買い、さらに松を丸ごと買う、という意味ではありません。 すでに持っている部品と重ならないよう、次に必要なものを整理します。
セクションごとに買い足して同じ構成を目指せますが、支払い総額まで一括購入と同じになるという意味ではありません。選ぶセットや追加部品、購入時点の条件を見ながら、無駄のない組み合わせを考えましょう。
もちろん、興味のある範囲で止めても構いません。パーフェクトセットを目指すこと自体が義務なのではなく、愛車と自分が楽しめる範囲を選ぶための地図です。
05|パーフェクト。でも、アクシオの攻略は終わらない。
ここまでのボリュームをまとめても、まだ手を入れていない場所はあります。
Premium RXプラグ4本とエアフロセンサー固定ボルト2本は、今回ご案内するPerfect Setに含める構成です。一方、エンジン用アースケーブルは、現時点で位置・長さ・端子条件が確定していないため含めていません。ここは、実車で条件を確かめながら進める今後の攻略テーマです。
「パーフェクト」は、車にあるすべてのねじ・部品を網羅したという意味ではありません。広い範囲をまとめて楽しむためのセット名で、その先の追加候補や、まだ分からないポイントも残っています。
だからこそ、面白いと思うんです。
同じNZE141でも、「この場所はこんな形だった」「ここはアクセスしやすかった」「この取り回しだと寸法が違った」。そうした実車の情報が集まるほど、次に同じ車種を楽しむ人の手掛かりが増えていきます。
まだ見つけていない場所は、これから見つけるテーマ。適合が分からない場所は、実車と純正部品を調べるテーマ。取り付けたあとの感想も、良かったことだけでなく、「よく分からなかった」「前の方が好みだった」まで教えてもらえたら、次を考える材料になります。
ただし、「未交換の場所がある」ことは「そこを替えれば必ず良くなる」という証明ではありません。新しい候補と確認済みの構成、本人の感想と製品の因果は、分けて記録していきます。
写真を拡大 ↗
写真を拡大 ↗06|この一台から、みんなで使えるアクシオ攻略へ。
この連載では、今回の全体像を入口に、ヒューズの選び方、2本のアースケーブルと固定部、エンジンルームのボルト・ナットを、それぞれ具体的に掘り下げていきます。
3色の装着まで進んだこの一台。これからの使用感や、新しい取付候補が確認できたら、その続きも。記事を増やすために同じ話を繰り返すのではなく、実際に分かったことを積み重ねる連載にしたいと思っています。
一式で楽しむ人も、ひとつのセクションから進める人も。それぞれの一台が、次のアクシオの参考になる。自分の車を楽しみながら、同じ車種の人にも手掛かりを渡せる。そんな車種攻略をご一緒できたらうれしいです。
写真や感想を記事で紹介する際は、掲載する内容と範囲を確認します。相談のために送ってくださったものを、そのまま勝手に公開することはありません。
あなたのアクシオは、どこから行きましょう?
一気に広く楽しみたいなら、パーフェクトセットを。
まずは気になる場所からなら、標準セットやセクションごとの組み合わせを。
どちらもNINJABOLTがおすすめする選び方です。今使っている部品、次に気になる場所、予算や好みを聞かせてください。「NZE141のMTです。このセットが気になります」からでも、話を始められます。
全部を調べ終えてから相談しなければいけない、ということはありません。写真も、無理なく見える範囲からで十分。既存の実車情報と照らし合わせながら、必要な確認を一緒に進めます。
パーフェクトセットで、まとめて行く。セクションごとに、少しずつ広げる。そして、まだ知らない場所をみんなで見つける。
あなたのアクシオにも、まだ楽しめる場所がありますよ。一緒に見ていきましょう。
取付可否は車名・型式だけで決めず、実車の仕様・ねじの条件・ケーブルの取り回し・ヒューズの形状と定格を確認します。作業は車両の整備要領に従い、判断が難しい箇所は整備事業者へ。写真撮影のために、無理な取り外しをする必要はありません。この記事は選定・構成の紹介であり、装着後の性能や体感を保証するものではありません。
関連情報:魔法のヒューズ / 魔法のアースケーブル / 標準セット / 3色の選び方
Perfect Setのご相談
「NZE141のMTです。Perfect Set(139,600円・税込・送料無料)について相談したいです」から、お話を始められます。今の構成や、施工について気になることも教えてください。
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「NZE141のMTです。まずヒューズから」「バッテリーまわりが気になります」など、今の構成と、次に試したい場所を聞かせてください。
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